火傷の治療で病院を変えた楓さん。
今日もぎゃぁぎゃぁいいながら、包帯を変えてもらって、びっこ引いている状態。 そんな毎日を送っているところに、女神から一通のメールが来ました。 「明日、ヒマだよね?」 …年がら年中人をヒマみたいな言い方をしおるなこいつ(汗) まぁ、多分火傷のことを知らないんだろう。 んで、ヒマであることに変わりは無い。 「ヒマだよ~~」 「僕、年休取ったんだけど。京都にカレー食べに行かない?」 カレーですか。またなんで京都なんでしょう…? 「カレーもおいしい。でもね、おばちゃんが奇想天外なの。」 …は? なかなか謎に満ちた、というか「特攻しろ」といわんばかりのお誘いメールです。これで行かなきゃぁ楓の名が廃るでしょ~。 ということで、朝一番で包帯を替えてもらって、そのまま女神の車で一路京都に拉致られるのでした。 …そして、京都について、衝撃のものが目に飛び込んできた…。 看板からして危険です!!!! 「め、、、女神、本当に行くの?大丈夫なの?」 ちょっと予想していない展開に思わずキョドる楓。 「大丈夫だよ。普通に店だから。」 …この看板、普通の店には見えません。 そして、入ったら、…いた。名物おばちゃんが。 客を容赦なく叱り(笑)突如としてうんちくをふっかけてき、座る席、食べ方まで全てを指導していくスーパーハイテンションおばちゃん。 店に入るなり、「こら!そこの男前、そこに座るな!!」と女神を叱りとばし、僕にその席に座るように命じ、「あんた、この店初めてか」 楓「は、はい。」 「あんたは?」 女神「僕は何度か来てます」 「なら、このお嬢さんの食べるん、あんたが決めなさい!」 …僕に選択権は無かったようです(爆笑) あまりにも面白かったので、おばちゃんとしゃべりこむ楓。 すると、なぜか周囲の視線が…。 奥から、おかみさんがでてきた。 「あんた、エキセントリックやなぁ!!!」 …そんなこと、言われなくても分かってます。 女将さんが言いたかったことは、このおばちゃんに拮抗するくらい、あんたも変わっているということらしい。 「おばばになったら、いったいどんなんになるねんやろな~」ゆうて笑い転げてます。…やれやれ。 それを聞いた女神。 「よし、人選は間違っていなかった。やっぱり、あのおばちゃんとハれるのは楓さんしか居ないと思ったんだな♪」 …だからつれてきたのか、お前は(怒) とにかく、とてもにぎやかな中、めちゃめちゃおいしいカレーを頂いて帰ってきました。 あのお店、とってもおいしいけど、多分客を選ぶよ。 なので、万人にはお勧めしません。 と~~ってもおいしいカレーが食べたい人は…女神に場所を聞いてください(笑) 一応、紹介HPはこちら なぜかヒットポイントを削られる昼食を済ませて、僕たちは車に乗り込んだのでした。
by kaede-cogito
| 2006-04-12 13:27
| 戯言
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