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アグリーダ(未熟葡萄汁)カードをつくってみた。

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ことの発端は、T田(通称;パイの人)がうちに遊びに来てくれた時に、何故か持ってきたことに始まる。

どうやらT田(通称;パイの人)はそのちょっとまえにカタシモワイナリーさんにボランティアにいったらしく、そのときに未熟葡萄の汁を分けて貰ったそうな。

「こぎとー、あんた料理上手だからあげるわ」

とうちに持ってきたわけだが、ちょっと待て、私は料理上手ではなくお菓子を作るのが好きなだけだ。

でもまぁ、「わけのわからんもの」を持って来られるとテンションがあがるわけで、どーにかしてこれを使えないか。色々調べてみた。


どうやらこいつは、アグリーダという名前らしい。ギリシャとかでは、普通にレモンの酸味の代わりなどに使用される模様。


レモンの替わり…

じゃ、「お菓子もレモンの替わり」に使えばいいわけだ!!!!


そんなわけで、レモン→お菓子といえば、王道中の王道。
カードを作ってみようと。
名付けてアグリーダカードですな。

[Recipe]
アグリーダ 300ml
バター 200g
砂糖 260g
卵 4個

[作り方]
(1)まずアグリーダ(未熟葡萄の汁)をコーヒーのペーパーフィルターで濾す。
え?なんでペーパーフィルターなのって?ここに来られる方に説明はいらないと思うが、アグリーダは超酸味がする。そして普通の漉し器はアルミであることがおおい。つまり、普通の漉し器でやるとさびます。漉し器が。

(2)卵4つを割って、裏漉ししておく(これは漉し器を素直につかってOK)

(3)フライパンにお湯をいれて、とりあえず沸騰させる

(4)その中に鍋を入れる

(5)鍋の中にアグリーダ、卵、砂糖、バターを入れる

(6)ひたすらかき混ぜる

(7)だいたい30〜40分くらいかき混ぜまくるとトロッとしてくるので、フライパンから降ろす。

(8)適当に小分けする。

これで完成。

さすがに赤子を抱えて、鍋を回し続けるのは疲れた…笑
ちなみになんで鍋を湯の張ったフライパンに突っ込んでいるのかというと、本来卵が固まらない80度で湯煎しながらやるのがベストなんですね。それが、ちょうどフライパンに熱湯を張った状態がベストらしいんで。

あと、一つ書きたい。

カード作るときに、何かのマジナイかのように、「無塩バターじゃないと固まらない」と書かれているが。

「有塩バターでも固まります」

これって固まるのは卵の凝固力だよね?
だったら、別にばたーが有塩だろうが無塩だろうが関係ないよね?と思って家にあった有塩バターで作ってみたら、案の定固まった。

普通のバターでも充分固まります。


出来上がったものを、「ジャムみたいなもの」といって実家に持っていったら、かなり好評だった。

ここまでくれば、あとちょっとですな。
by kaede-cogito | 2014-07-20 17:46
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